
私学の雄、早稲田の看板学部である政治経済学部の入試制度が
2021年度から大きく変わることが発表されました。
https://www.waseda.jp/inst/admission/undergraduate/change/
大きな変更点としては
・大学入学共通テストの導入
(それに伴い数学1Aが必須となる)
・独自試験は1科目のみ、日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する問題
・英語外部検定試験も得点に加味される
・募集人員450→300 の大幅削減
いやぁ、思い切った改革ですね。
大学入学共通テストで選択できる科目の中には、理科も含まれていたりと、
文系、理系の垣根が完全に取り除かれてしまっています。
数学が必須となっていることに目を奪われがちですが、
よく読むと、極端なほど英語重視の方向に大きく舵が取られていることに気づきます。
200点満点の内訳ですが、
1、外国語 25点
2、国語 25点
3、数学1A 25点
4、選択科目 25点
5、日英長文問題 70点
6、英語外部検定試験 30点
となっています、独自試験である日英長文問題もふくめれば、
英語の配点だけで、62.5%を占めます
英語ができないと確実に落ちますね。
(正確には、英国合わせて75%といった方がいいのかも…。)
私立文系学部トップの早稲田政経で起こったことですから
いずれ、各大学に波及していくことと思いますよ。
慶應は私が受験生だった時代から英語重視でしたし、
もう、英語ができなければ、希望の大学に行けない時代が
やってきてますね。
英語は始めが肝心。
少なくとも、中学時代に中学校の教科書は
完璧に暗唱できるようにしておいてください。
あとはひたすら語彙を増やしましょう。
頭を使うのは高校生になってからで構いません。
中学生のうちはひたすら声に出し、身体で覚えることが大切
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ちなみに、政経だけでなく、
国際教養学部と、スポーツ科学部でも
大学入試共通テストが導入されることが決定しました。
大きく動いてますね。
各大学の入試制度が2020年度改革以降どう動くかまだわかりませんが、
どちらにしても、英語をやらないという選択肢はないようです。
でも、定員削減は痛いな~。
ただでさえ、都心の私立大は定員数厳守で
ここ数年大きく合格者数を絞ってきてるのに。
第2次ベビーブームの頂点だった私たちの時代と比べたら、
18歳人口はほぼ半分に減ってるからしょうがないのかもしれませんが…。
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