英文暗唱のやり方 『英作文基本文例360』を使って

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今、手元に『パターンで覚える英作文頻出文例360』(桐原書店)があるのですが、
今日はこれをどうやって一冊暗唱していくのかを具体的に書いてみたいと思います。

ちなみに、この文例集は英検準2級合格者あたりを対象としています。
他の英文集でもやり方は全く同じで構いません。
レベルにあったものをお選びください。

参考 高校レベル例文暗唱教材を比べてみた
http://haiagare35.blog.fc2.com/blog-entry-679.html





この文例集は見開き1ページに6つの英文が掲載されています。
CDの1track分も見開き1ページに合わせてくれているので非常に使いやすいですね。

音声は英文だけをひたすら読み上げていく形式。
英文を暗唱するにはこの形式がベストだと思います。

※ちなみに 「英文⇒和文」 のタイプの音声は全く使えません。
だいたい数回テキストを読み込んだ時点で日本語に訳すことぐらい
できるようになっているはずです。
わかりきってる日本語訳を何度も聞くのは時間の無駄。
「和文⇒英文」なら、一人で暗唱テストをするときには有効ですが、
最初の段階ではやはり無駄が多いと思います。


まず最初は、この見開き1ページ分、6つの英文の音読を何度も繰り返します。
途中、音声が邪魔になってきたら、音声は止めても構いませんが、
声に出すことはやめないように。
右側の日本語訳は音声を聞きながら、意味が気になったら
チラチラと音声を止めずに見る程度で大丈夫でしょう。
解説を読むときにはさすがに音声は止めてください。
このとき、よくわからないからと言って
参考書を調べたりするのはやめてください。
時間がかかる割に得るものは少ないです。

辞書はケースバイケース。
絶対に辞書は引かないと意固地になる必要もないですし、
絶対に引かなきゃいけないものでもないです。
右の和訳を見ても皆目見当もつかないものだけ引く程度がいいでしょう。

そうして、何度も音読して、もう覚えられたかなと思ったら、日本語訳だけを見て
きちんと英文が言えるかチェックしてみます。
言えるようなら、次のページへ。
言えないようなら、また音読を繰り返します。

そうして、1日のノルマ分の暗唱が終わったら(12英文or 18英文)、
本日分の最初から通して言えるかどうかをチェックしましょう。
全部言えたのであれば、その日の学習は終了。

翌日は必ず、前日に覚えたところのチェックから始めてください。
覚えられてるようであれば、その日のノルマに取り掛かります。
覚えられていないようであれば、前日分の音読から始めること。
再度チェックし、全部言えるようになってから本日分に。
少なくとも過去2日分くらいは昨日までのところのチェックをしてから。
本日分に進みましょう。
一日のノルマが18文であるなら、復習36文+新規18文となりますね。

こうして進めていくと、20日弱で第一部の基本文例300の暗唱が終わるはずです。
終わったらまた初めから言えるかどうかをチェックしていきます。

1日50英文ずつ復習すれば、6日で2回目終了ですし、
1日100英文ずつ復習すれば、3日で終わります。

あとは、ひたすら音読とアウトプットを繰り返し。
頭を使わなくても、反射的に英文が出てくるようになれば完了です。





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この夏、何か1冊、英文集を覚えてみませんか?
こういうのは1回目にかなり時間を費やすことになるので
夏休みは絶好のチャンスです。

2回目以降の復習であれば、
新学期が始まってからでも十分やっていけると思います。 



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karano38

横浜で小さな学習塾、まなびプラス鶴見を開校しております。効率の良い学習法と子どものヤル気を引き出すことにこだわってます。